日刊ニュース

2010.10.04 のニュース

WTI反発77.86ドル 中東産は上げも75ドル台

 29日のWTI11月限は、反発して77.86ドル/バーレルとなった。前日には76ドル割れ寸前まで値下がりしていたが、1.68ドルの大領な値上がりで77ドル台後半となり、8月11日の78ドルに迫る高値となっている。
 中東産原油も1ドル以上の値上がりとなり、76ドルに迫る高値となっているが、WTIを2ドル弱下回る価格帯にとどまっている。
 米国の原油相場は、ガソリンと中間留分の在庫が、予想以上に減少したことを受けて、原油の先物は、一時は8月11日以来の高値となる78.13ドルまで値上がりし、終値は78ドル割れで終了した。米国の石油総在庫は、3月以来の大幅減少となった一方で、ガソリンの需要は2月以来の大幅増加となっている。
 なお、ブレントの10月限は小幅な続伸で79ドル台となり、相変わらず高値を続けている。

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