2010.10.06 のニュース
WTI急騰81.58ドル 中東産も上げで79ドル台
1日のWTI11月限は、大幅に急騰して81.58ドル/バーレルとなり、約2ヵ月ぶりの高値となった。3日連続で1ドル以上の続伸となり、3日間では5.40ドル
の大幅な値上がりとなったことで、8月5日の82.01ドルに次ぐ高値となっている。
9月の中国製造業購買担当者景況指数が2ヵ月連続して上昇したこと、また、8月の米国個人消費支出も前月比0.4%と市場予想を上回った。
そのため、エネルギー消費への楽観的な見方が拡がり、原油相場は買いが優勢の展開となった。さらに、対ユーロでのドル安も相場をサポートした。
なお、中東産原油の12月限も1ドル以上の大幅値上がりとなり、79ドル台となっているが、先物の1月限は80ドルを超えている。
また、ブレントの11月限も大幅な続伸で82ドル台となり、相変わらずWTIを上回る高値を続けている。