日刊ニュース

2010.10.07 のニュース

WTI反落も81ドル台 中東産は上げで約80ドル

 4日のWTI11月限は、小幅反落したが81.47ドル/バーレルとなり、81ドル台を維持した。前週末、3日連続で1ドル以上続伸し、3日間で5.40ドルの大幅な値上がりとなり、8月5日の82.01ドルに次ぐ高値で約2ヵ月ぶりの高値となっていた。
 米株価の下落、米ドルの対ユーロ上伸により、原油は値を崩した。しかし、中国GDP伸び率が前年より加速したとの報道で、エネルギー需要観測に期待感が出た。また、フランス原油取引港のストにより、供給逼迫懸念が浮上、米主要ヒューストン水路が事故で遮断、同地域内製油所への原油出荷に影響が出ていることも相場を下支えした。
 なお、中東産原油12月限は1ドル以内の値上がりも80ドル前後となった。ブレントの11月限も続伸で84ドル台となっている。

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