2010.10.13 のニュース
WTI反落81.67ドル 中東産は小幅上げで逆転
7日のWTI11月限は、反落して81.67ドル/バーレルとなった。前日には続伸で83.23ドル上昇していたが、7日には1.56ドルの大幅な値下がりとなり、81ドル台まで下落した。
しかし、中東産原油の12月限は1ドル以内の小幅な値上がりで82ドル前後まで値上がりし、WTIを超える高値まで上昇し、逆転している。
朝方は、フランス最大の石油港フォスラベラ港でのスト続行の報道により、需給の引き締まり期待や、米国の雇用関連指標の改善による景気回復期待から、原油相場は一時84.43ドルまで上昇し、約5ヵ月ぶりとなる高値を更新した。
しかし、その後はドル相場の反発や、利益確定売りの活発化により、原油相場は値を崩し、その結果、前日比下落で終了した。
なお、ブレントの11月限も1ドル以上の値下がりとなったが、84ドル台という高値を維持している。