日刊ニュース

2010.10.20 のニュース

WTI続落81.25ドル 中東産も下落で80ドル台

15日のWTI11月限は、続落して81.25ドル/バーレルとなった。前週の13日には大幅な値上がりで83.01ドルまで上昇していたが、14日には0.32ドルの値下がり、更に15日には1.44ドルの大幅値下がりとなった。また、中東産原油の12月限も1ドル以内の値下がりで80台まで値下がりとなった。
 WTIは朝方、バーナンキ米国連邦準備制度理事会(FRB)議長が、追加の緩和を実施する姿勢に改めて言及したことからドル売りが進み、原油相場は割安感から買い優勢の展開となり、一時は値上がりとなっていた。しかし、ドル売りが一巡した後、最近の売られ過ぎ感から、買い戻しが台頭、さらに週末要因の利食い売りが加わり、値下がりで修了した。
 なお、ブレントの11月限も1ドル以上値上がりで、84ドル台から一気に82ドル台となったが、それでもWTIを上回る高値を続けている。

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