日刊ニュース

2010.10.22 のニュース

WTI急反落79.49ドル 中東産は急騰で80ドル超

19日のWTI11月限は、急反落で79.49ドル/バーレルとなった。前日には急騰して83.08ドルまで1.83ドルも値上がりして、約2週間ぶりの高値となっていたが、19日には3.59ドルの大幅な値下がりとなり、79ドル台まで下落した。
 一方、中東産原油の12月限は、2ドル以上の大幅な値上がりとなり、78ドル台から80ドル台後半まで急上昇となっている。
 WTIは、中国が利上げを発表したことから、世界的な景気の減速懸念が高まり、欧米の株価が急落することになり、原油も連れ安となった。
 また、為替相場でドルの買い戻しが進み、ドル建てで取引される原油に割高感が生じたことも弱材料となり、約3週間ぶりに80ドルを割り込んだ。
 なお、ブレントの11月限は1ドル以上の値下がりで、82ドル台から81ドル台に反落したが、依然としてWTIを大幅に上回る高値を続けている。

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