日刊ニュース

2010.10.25 のニュース

WTI急反発81.77ドル 中東産は急落で80ドル割る

 20日のWTI11月限は、急反発で81.77ドル/バーレルとなった。前日には急落して79.49ドルまで3.59ドルも大幅に値下がりし、約3週間ぶりに80ドルを割り込んでいたが、20日には一気に2.28ドルの大幅な値上がりとなり、81ドル台まで上昇した。
一方、中東産原油の12月限は、1ドル以上の大幅な値下がりとなり、80ドルを割り込んだ。
 WTIは、中国の利上げ発表を受けた売りも一服し、米ドル安の進行などを手掛かりに、原油相場は反発に転じた。
 また、米国エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計で、原油の在庫が前週に比べて増加し、市場予想を下回ったことも支援材料となった。
 なお、ブレントの11月限は1ドル以内の値上がりで、81ドル台から82ドル台に反発し、依然としてWTIを上回る高値を続けている。

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