日刊ニュース

2010.10.28 のニュース

WTI続伸82.52ドル 中東産は反発で約81ドル

25日のWTI12月限は、続伸して82.52ドル/バーレルとなった。前週末の22日には1.13ドルの値上がりで81.69ドルまで急騰していたが、25日にはさらに0.83ドルの値上がりとなった。
 一方、中東産原油の12月限は、1ドル以上の大幅な値上がりとなり、一気に80ドルを超えて、約81ドルとなっている。
 WTIは、G20財務相・中央銀行総裁会議後、外国為替市場では、来月初めの米国連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、追加緩和観測による先安感が再燃し、ドル売り基調が復活した。原油相場はドル建て商品の割安感を受けて上伸した。また、フランスで続くストライキの続行による石油製品の供給逼迫懸念が一段と強まっていることも支援材料となった。
 なお、ブレントの11月限は1ドル以上の値上がりで82ドル台となり、依然としてWTIを上回る高値を続けている。

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