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ＷＴＩ続伸８４．６９ドル　中東産も上げで約８３ドル

３日のＷＴＩ１２月限は、０．７９ドルの小幅な続伸で８４．６９ドル／バーレルとなった。３日連続の値上がりとなっている。
　一方、中東産原油の１日限は、１日から８０ドルに乗せ、その後の続伸で８３ドル前後となっている。ＷＴＩは、米国エネルギー情報局（ＥＩＡ）発表の米原油在庫統計で、ガソリンと中間留分の在庫が、事前予想を上回って取り崩されたことを受け、原油相場は上昇した。
　加えて、午後に発表された米連邦公開市場委員会での追加金融緩和策の決定を受け、対ユーロでドルが下落、ドル建てで取引される原油に割安感が出たことにより、相場は底上げされた。
　なお、ブレントの１２月限も、３日連続の小幅な値上がりとなり、８６ドル台という高値水準を続けている。