日刊ニュース

2014.11.10 のニュース

ガソリン下げ止めから再構築へ 調査価格は160円10銭で、1.7円下げ

 ガソリンの仕切価格JX、昭和シェルが値上げ、出光が据えなったことから末端は下げ止めから、再構狙うことになる。再構築となるとボトム156~7円か目安となるが、安値の底固めが固めがポイントとなるただ、ここにきて原油が急落、為替が円安が急進しておりコスト変動は相殺されるが、流動的な状況にある。ガソリン市況は下落が続き、街道沿いの市況は160円/ を割って152~3円、安値は、150円を割って148円となっている。量販店(会員価格など)は145円となっているが、このあたりで下げ止めとみられる。10月では累計で仕切価格は約7円の値下がりとなっており、月末で据え置きとなり、11月で1円の値上げに転じたため流れが変わってきたもの。だが、原油価格がWTIが77~8㌦/バーレル、ドバイが80㌦と急落、為替が113~4円/㌦円安となり、円建ベースでは相殺されるが、原油安になった一ため市況対策の見通しが難となってきた。
 また、石油情報センターに調査価格(4日)は160円10銭で1円70銭の値下がりで16連続値下となったが、今後は下げ止めとなりそうである。
 市況再構築に取り組むことになる。市況が連続して値下がりしていたため、一気に値上げは難しいが、下げ止めから市況再構築することになる。
 11月のガソリン販売は、好天気が続けば、市況が値下がり効果によって販売の回復が期待されそうであある。ユーザーも安値は140円台になっており、高値が緩和されることになると増販も見込まれる。
 ただ、為替か一気に113~4円/㌦と円安に転じており、原油価格もWTIが78㌦/バーレルと80㌦割れ、ドバイが80㌦と値下がりとなるなど、流動的となってきた。円安でコスト
増となるが、原油の下落で相殺されるが、原油価格が値下がりすると市況対策は難しくなる。
 それでも仕切価格が値上がりに転じたため、市況対策に取り組むことになる。連続して値下がりしたため、安値の底固めが先決となる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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