日刊ニュース

2010.11.11 のニュース

WTI急騰 87.06ドル 中東産も続伸で85ドル台

8日のWTI12月限は、さらに上昇して87.06ドル/バーレルとなった。前日より0.21ドルの小幅な続伸で、6営業日連続の値上がりとなり、08年10月8日の88.95ドルに次ぐ約2年1カ月ぶりの高値となっている。
 一方、中東産原油の1月限も1ドル以内の続伸で、85ドル台に乗せた。1日から80ドルを超え、その後、5営業日の連続上昇となり、5月4日の87.40ドル以後、約6ヵ月ぶりの高値となった。
 WTIでは、対ユーロでドル高となり、ドル建てで取引される原油に割高感が出たこと、米国の株価が最近の急伸の反動から、利益確定の売りで軟調となったことにより、原油相場は一時値を下げた。
 しかしその後、金相場の続伸を眺めた買いが集まり、下げ幅を縮小し、小幅ながら上昇して、久し振りの高値となった。
 なお、ブレントの12月限は小幅に反発し、87ドル台という高値水準を続けている。

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