2010.06.30 のニュース
ガソリン 市況維持が難航 街道沿い130円割れが増加 -堅調の都市部も下落傾向-
ガソリン市況は、HC、量販店の値下がりの影響を受けて堅調の都市部でも下落傾向をみせている。石油情報センターの週動向調査(21日)は137円で前週に比べて1円の値下がりとなった。5月中旬は140円となっており、これに比べると3円の値下がりとなっている。仕切価格は、据え置きから小幅値上げに転じているが、HCなどの122円という安値が影響して都市部も130円維持が難しくなってきた。街道沿いSSでは130円で攻防が続いているが、130円割れの128~9円となっている。都心部では130円を維持しているが、ここで市況立て直しを図らないと、さらに値下がりしそうである。原油価格は横ばいで推移しているため、先物、業転市況も小幅な変動となっており、末端市況も様子ながめとなっているが、7月の夏場商戦を迎えて増販で対応すると市況の維持は難しくなる。