日刊ニュース

2010.12.01 のニュース

WTI反落83.76ドル 中東産は上げで同水準

 26日のWTI1月限は、24日(25日は感謝祭のため休場)より小幅な値下がりで83.76ドル/バーレルとなった。24日より0.10ドルの値下がりであるが、83ドル台を維持している。
 中東産原油の1月限は、25日には大幅な続伸で83ドル台半ばとなっていたが、さらに小幅ではあるが値上がりし、WTIとほぼ同水準となった。  
 WTIは、一部ユーロ圏諸国の財政問題への先行き不安を背景に、ドルが対ユーロで上昇したことを受けて、原油市場では割高感から売りが優勢となり、一時83ドルを割り込む展開となった。
 しかしその後、朝鮮半島をめぐる地政学的な緊張の高まりなどを背景に値を戻したが、世界的に株価が軟調に推移したことから小幅安となった。
 なお、ブレントの12月限は1ドル以上の値下がりで84ドル台となったものの、依然としてWTIを上回る高価水準を続けている。

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE