2010.12.07 のニュース
WTI続伸88ドルに乗る 中東産は反発して86ドル台
2日のWTI1月限は、前日より大幅な続伸で88.00ドル/バーレルとなった。前日には2.64ドルの大幅値上がりで86ドル台になったばかりであるが、1日にはさらに1.25ドル値上がりし、08年10月8日以来の高値水準となっている。
一方、中東産原油の2月限は反発した。2ドル以上の大幅な値上がりとなり、11月11日の高値に次ぐ86ドル台となっている。
WTIは、米国の株価をはじめとする世界的な株高を受けて、エネルギー需要の増加期待や、ドルの対ユーロでの下落を追い風に、原油の相場は買いが優勢の展開となり、2日間で3.89ドルも上昇した。
なお、ブレントの1月限は2ドル以上の大幅値上がりで89ドル台どなっているが、2月限、3月限も89ドル台にとどまっている。