2011.01.18 のニュース
中東産反落も93ドル台 WTI下げ91ドル台を維持
13日のシンガポールマーケット中東産原油3月限は、1ドル以内の小幅な値下がりとなったが、93ドル/バーレル台となった。しかし、依然としてWTIを上回る高値を続けている。
WTIの2月限は、0.46ドルの小幅な反落で91.40ドルとなったが、3日連続で91ドル台を維持している。
WTIは、米国労働省が発表した新規の失業保険申請件数が、前週比3.5万件増加し、市場予想に反し、約3ヵ月ぶりの高水準となった。
また、米株式市場も軟調に推移したことを受け、景気の先行き不安感が拡大したことで、需要減退懸念につながり、原油相場は下落となった。
なお、ブレントの2月限は1ドル以内の続伸で98ドル台を維持し、WTIや中東産を上回る高値を続けている。