2011.05.02 のニュース
ボトム150円以上を狙う 販売は20%の大幅減少で市況に影響か
ゴールデンウィークの商戦に突入することになるが、首都圏では、ガソリンのボトム価格151円/L以上の確保を目安に、市況対策に取り組む。
4月に入ってからのガソリン販売は、前年比で20%減となり、大幅な落ち込みとなっているため、今後の市況維持への影響が心配されている。
仕切価格は9日から値上がりしているが、供給増と販売減によって、市況は下落傾向にあり、再度、150円相場の構築を狙うことになる。
街道沿いSSでは150円を維持している地区もあるが、安値地区は145円が最多価格値となっているため、ボトム151円以上を目指すことになった。
ゴールデンウィークという需要期に入るため、この時期での値上げは難しい。ここで販売が伸びなやむと、価格競争が展開されるため、その対応が心配される。