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ＷＴＩ続伸７７．４４ドル　中東産は上げで７３ドル台

２０日のＷＴＩ８月限は続伸して７７．４４ドル／バーレルとなった。前週は３日連続で値下がりし、７７ドル台から７６ドル割れ寸前まで値下がりしていたが、今週は２日連続で１．４３ドル値上がりし７７ドルを突破した。
　ゴールドマン・サックスなど、米国主要企業の軟調な決算を受けて、朝方に急落した米国株価に連動し、原油相場も一時、一段安となった。
　しかしその後、売りが一服すると、株価の回復と、翌日発表予定の原油在庫統計での在庫減観測を受けて、買い戻された。また、ハリケーンセンターによる熱帯低気圧発生の可能性に関する発表も、支援材料となっている。
　なお、中東産原油の９月限は１ドル以内の小幅な値上がりで７３ドル台となったが、ブレントの８月限は小幅な値下がりも７６ドル台を維持している。