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ＷＴＩ７８ドル台横ばい　中東産は下げで７３ドル台

２６日のＮＹＭＥＸ・ＷＴＩ８月限は７８．９８ドル／バーレルの横ばいとなった。前週末の２３日は７９．３０ドルから０．３２ドルの小幅な値下がりとなっていたが、高値でとどまっている。
　２６日発表の６月米国新築一戸建て住宅販売件数が予想を上回ったこと、米主要企業の業績見通しの引き上げが好感され、米株価は堅調に推移し、原油相場にも買いが入った。熱帯低気圧が週末にかけて消滅したことを受けて、石油の供給不安が後退した結果、相場の上値が抑えられたことで横ばい推移となった。
　なお、中東産原油の９月限は１ドル弱の値下がりで７３ドル台となり、ＷＴＩとは約５ドル差となった。プレントの８月限は１ドル以内の値上がりとなったものの７７ドル台を推移している。