2010.08.02 のニュース
定修明けで処理増 製品輸出で供給増を回避 -業転市場への玉放出はなし-
石油各社は定期修理が明け、処理増となるが、供給増を避けるため、ジェット燃料、軽油の製品輸出増を重点に取組む。両油種で1週間に40~50万KLの輸出を実施しており、6月の約30万KLに比べ増加している。
(提供元:日刊石油タイムズ)
28日のWTI9月限は、続落して76.99ドル/バーレルとなった。前週末の22日には79.30ドルという高値まで値上がりしたが、23日からは値下がり、横ばいが続き、28日には前日より0.51ドルの値下がりとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
時評 石油各社7~9月も減産で出揃う -灯油など低在庫で需給バランス保つ-
JX日鉱日石エネルギーは8月の原油処理を前年比で実質3%減産、コスモ石油は8~9月で10%減産を実施すると発表している。コスモが大幅な減産となるのは千葉製油所が定期修理に入るためである。他社も7~9月で3~4%の減産で対応することにしており、減産で足並みが揃っている。
(提供元:日刊石油タイムズ)