2010.08.16 のニュース
11日のWTI9月限は、続落して78.02ドル/バーレルとなり、7月末の水準に戻った。前日の80.25ドルという高値より2.23ドルの大幅な値下がりとなっている。
国内の石油製品の安定供給体制は保たれているのか。流通市場において公正な競争は行われているのか。国内の石油製品のほぼすべてを振り出している卸元として、そのためにどのような対策を講じているのか。工ネ庁はこうした実態を把握するため、今年も元売ヒアリングを行う。今月下旬から各社ごとに聞く方針で、9月中にはヒアリング結果を公表する予定だ。
原油価格は、WTIが80ドル/バーレル割れの78ドルヘと急落、為替は85円/ドルの円高に転じたことで、東京工業品取引所の先物市況は、12日には先行して下落した。 ガソリン、灯油は51~2円/L、原油が40円と急落している。10日のガソリン、灯油は、ともに54円程度で推移していたのに比べると、一気に3円程度の下落である。