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2010.11.10 のニュース

製品市況改善でマージン確保 ―元売、石油事業で黒字決算に―  

2010年度上期の元売の決算は、本業の石油事業で石油製品のマージンが増加して増益となった。マージンは、原油価格と石油製品価格(仕切価格)との間に10円/L程度は必要とされているもので、精製費、自家燃料費、販売経費、利益などを見込んでいるもの。

WTI続伸86.85ドル 0.36ドル上げ2年ぶりの高値  

5日のWTI12月限は、続伸して86.85ドル/バーレルとなり、08年10月以来の高値となった。前日より0.36ドルの小幅な値上がりとなったもので、5日連続で5.42ドルの急騰となり、約2年ぶりの高値となっている。

原油高騰で様変わり 再度、ユーザー転嫁も ―ガソリンは一部で下落傾向―  

11月に入り原油価格(WTI)は高騰して86ドル/バーレル台で推移しているが、末端のガソリン市況は横ばいとなっている。原油価格は10月はWTIで82ドル(平均)となり、前月に比べ約6ドル値上がり、中東産は80ドルで5ドルの値上がりとなったため、ガソリンのユーザー転嫁に取り組んだ。だが、為替が10月平均で81円/ドルとなり3円の円高となったため、仕切価格は小幅な値上げに止まった。

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