2011.01.17 のニュース
12日のシンガポールマーケット中東産原油3月限は、1ドル以上の大幅な値上がりとなり、94ドル/バーレル前後となった。年明け早々90ドルを突破してからは、91ドル前後を小幅な値動きで上下していたが、2日連続で3ドル以上続伸した。 WTIの2月限は、3日連続で4ドル弱の値上がりとなっているが、12日は小幅な0.75ドルの値上がりにとどまったため、2日連続で91.86ドルとなった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
年明け原油は90ドル台でスタート ―08年の高値相場を予想する見方も―
2011年、年明けの原油価格は高騰しており、WTIで90ドル/バーレル台で推移している。最近の原油価格をみると3年前の8年の年初は100ドル(7月には145ドルの最高値を記録)であったため、この時期に比べると10ドル低いが、当時と同じ値動きという見方も出てきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
バーレル98.6ドル。これは欧州ブレント原油2月物の12日終値だ。世界指標の米国WTI原油が90ドル台前半にある中で、欧州指標が100ドルに肉薄してしまっている相場の乖離については、欧米と極東アジアを覆う世界的な寒波の影響なのか、ユーロとドル間の為替要因なのか、それとも非在来型の天然ガス・シェールガスの利用が急拡大する北米の特殊事情なのか、識者も見解が分かれる。アジア指標のドバイ原油は両者の中間の94ドル前後にある。
(提供元:ぜんせき)