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2011.04.15 のニュース

今後はガソリン供給増が心配 ―石油火力シフトで電力用C重油を増産―  

 福島原発の事故で石油火力にシフトすることになり、電力用C重油が増産となる。そのため、今後、ガソリン、中間留分が供給増となり、市況下落が心配されている。石油製品は連産品であり、C重油を増産するため原油処理増で対応すると他の御品も増産となる。  東電の原発事故としては07年7月に発生した柏崎刈羽原発(現在も一部停止)を経験しているが、今回の事故は規模が桁外れであり、12日には原子力・保安院が評価尺度をレベル7と最高値に引き上げ、チェルノブイリ事故と同水準と発表し

(提供元:日刊石油タイムズ)

石油情報センター ―11日現在― ―SS石油製品市況週動向調査― ガソリン横ばい  

石油情報センターが11日現在でまとめた「SS石油製品市況週動向調査」によると、全国の平均価格は、レギュラーが152円/Lで横ばい(151.8円で横ばい)、ハイオクは163円で横ばい(162.6円で横ばい)、軽油が131円で横ばい(131.4円で0.1円上げ)となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリンは軟化気味 中間留分は値上がり ~軽油、A重油の販売は堅調~  

 ガソリン市況はHCなどで140円/L割れの139円も散見される状況である。街道沿いSSでは150円台相場を維持しているが、カード割引きなどは150円割れとなっている。ガソリンは販売減が心配されているが、原油処理増による供給増となる見通しから弱含みとなっている。軽油、灯油、A重油などの中間留分は東日本大震災の復旧作業で重機や工場の自家発電が稼動しているため、需給も締まり業転は値上がりしている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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