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スタンドのリストラを考える! 2001年10月11日更新

元大手元売の方がこんなことを言ってました。この不況の時期数千箇所のガソリンスタンドを閉鎖している時期に外資系元売は何故大型のガソリンスタンドを建設してるのか?当然サブ店さんをリストラする為だよね。千坪クラスの大型店で500㌔以上販売すれば周辺スタンドを2~3店は潰せる。尚且つ、時代の流れで「セルフ」を建設すれば同じ効果がえられる。それからボリュ-ムによって価格を設定すれば、100~150㌔程度しか販売していないスタンドは、価格で対向できず数量は減る一方である。市況に合わせて販売すれば利益が取れない。業転を買おうにも元売の監視のもとではなかなか買えない。聞くところによると、ある元売の2・3次店は資本を入れているところが全体の90%にもなる。これでは、仮に買える先があっても買えないでしょう。
 後継者は大変だよね。これから ますます厳しくなるよ!そうそう果して何人の経営者が後継者を持ってるのかな?
 それから、施設は大丈夫かな? だいたい施設の耐用年数て15~20年だよね!建設ラッシュの90年から数えるとそろそろなんじゃないのかな?消防法もこれから厳しくなるだろうしタンク一本替えるのに500万円くらいかかるでしょう。3本あったら1,500万円だよ!これは、今まで元売が援助してきたけれども このリストラしてる最中に
援助してくれるわけが無い。みなさんどう考えているんだろう。ちゃんと、元売に頼らなくても仕入できる体制を整えているのだろうか?新しい考えを導入してるのだろうか?
小売業はつねに、不特定多数の顧客を相手にしている商売!昔からこの業界で全然変わっていないのはスタンド業界だけのように退社してからますます思えるのだけれども。
スタンドの経営者の皆さんはどう考えているのだろうか?

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