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2010.09.22 のニュース

9月も需給は安定 需給に見合った生産続く ―市況安定でマージン確保―  

石油需要は猛暑の影響でガソリン、電力用C重油の需要が増加したため、需給もバランスを保ち、市況も安定して推移している。電力用C重油は上期の計画量を消化し、前倒してのオーダーが出た。ガソリンは9月に入っても好調であり、この状況で推移するのではないかと期待されている。もっとも、台風とか大雨が到来すると販売減となるため、今後の天候状況次第となる。

中東産76ドル台WTI超え NYMEXは続落74.57ドル  

16日の中東産原油11月限は1ドル/バーレル以内の小幅な値上がりとなり、76ドル台にとどまったが、WTIが大幅に値下がりしたことで、再びWTIを上回る高値となった。

円高分は製品市況に反映 ―元売が有利、開発は不利に働く―  

政府は15日に為替介入を行なった。14日には一時82円/ドル台まで円高が進んだのを受けたものである。政府は10日に、円高不況を回避するためとして低炭素型産業立地支援、新卒者の雇用対策、家電エコポイント制度の延長などの経済対策を打ち出したが、民主党の代表選と重なり効果もなく、政治の空白が続いているとの批判が出ていた。

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