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2010.09.29 のニュース

ガソリン小幅下落続く 今後は減販で推移ヘ ―業者にあせりの出る心配も―  

ガソリン市況は、石油情報センターの週動向調査(21日)では132円60銭/Lで40銭の値下がりとなり、17週連続しての値下がりとなった。小幅であるが値下がりが続いているもので、このあたりで下げ止めを図りたいところである。原油価格は74~76ドル/バーレル、為替は85円程度で安定しているため、仕切価格も小幅な変動に止まっているが、ガソリン市況の下落傾向は続きそうである。

WTI続伸76.49ドル 中東産も上げで75ドル台  

24日のWTI11月限は、続伸して76.49ドル/バーレルとなった。11月限は22日から74.71ドルでのスタートとなったが、23日には小幅な値上がりで75ドル台となり、24日には1.31ドルの値上がりとなっている。

ガソリン・灯油は低在庫で推移 ―灯油の値決めを有利に臨む―  

石油連盟の週報によるとガソリンと灯油の在庫は低水準で推移している。ガソリン、電力用C重油は猛暑で増販に、軽油・ジェット燃料は輸出が増加した、などのため、原油処理は前年並みで対応しているが、需給は安定している。  ガソリン在庫(18日時)は187万KLで前週に比べ5万KLの減、前年比でも16万KLの減となり、190万KLを割る低水準となっている。

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