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2010.10.08 のニュース

WTI反発82.82ドル 中東産は上げで80ドル台  

5日のWTI11月限は、反発して82.82ドル/バーレルとなった。前日は小幅な反落も81ドル台にとどまっていたが、5日には1.35ドルの大幅な値上がりとなり、8月3日の82.55ドルを超える高値となっただけでなく、5月4日82.74ドルをも上回る高価となった。

ガソリン在庫190万KL割れ 灯油は前週を下回る ―前年比で40万KLの減―  

 石連週報(26~2日)によると、ガソリンの在庫は186万KLで、前週に比べて5万KLの減少となっているが、前年に比べると28万KL減となった。190万KLを割る低水準となっている。灯油は259万KLで、前週に比べて5万KLの減少となったが、前年に比べると約40万KLの減少となっている。

各社内省向けでは減産対応 ―輸出増を見込んで小幅な増産―  

石油各社の10~12月の原油処理計画は、内需向けでは減産となるが、製品輸出の増加で全体では微増となっている。出光の10~12月の内需向け原油処理は670万KLで前年同期で1%減産。昭和シェル石油は725万KLで4%減産となるが、輸出向けが155万KLで20%増となり、全体の原油処理は880万KLとなる。JX日鉱日石エネルギーは、10月に限定して内需向けでは550万KLで3%の減産(前々年比では16%減)としており、輸出向けは未定としている。各社の発表の仕方は異なるが、内需向けでは減産となっており、輪出増を見込むと若干の増産となる。

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