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2010.10.12 のニュース

先物、業転高が定着 ―ガソリンは末端転嫁へ―  

原油価格は、WTIで83ドル/バーレル台、中東物が81ドル台となり、80ドルを超えてきた。9月のWTI平均は75.5ドルであったため、約8ドルの値上がりとなる。アメリカの製品在庫が減少したのに対し、需要増への期待が原油の相場を押し上げている。為替は円高であるが、東港取の先物市況は、ガソリンが53円/L、灯油、軽油は54円へと値上がり、9月末に比べると2~3円の値上がりとなり、業転市況も連動して値上がりしている。

WTI続伸83.23ドル 中東産も上げで81ドル台  

 6日のWTI11月限は、続伸して83.23ドル/バーレルとなった。前日は1ドル以上の大幅な値上がりで82.82ドルとなっていたが、さらに0.41ドルの値上がりとなり、5月4日の82.74ドルをも上回る高値となった。

エネルギー特別会計の存続を  

 政府の行政刷新会議は、事業仕分けの一方で特別会計についてもその存廃を検討する。エネルギー特別会計も含まれる見通しだが、仮に廃止されることになれば、税を負担するエネルギー利用者を無視することになり、エネルギー関係業界にも計り知れない影響を及ぼす。当然、石油販売業界にも深刻な影響が及ぶ。

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