日刊ニュース

過去のニュース一覧へ

2010.10.13 のニュース

今冬の相場づくりへ 原油高騰で難しい状況に  

販売業者は、今シーズンの灯油相場づくりに、これから取り組むことになるが、原油価格が80ドル/バーレル台に高騰しているため難しい状況にある。  石油情報センターの週動向調査(4日現在)によると、SS店頭価格は77.3円/L、配達価格が83.6円となり、18Lでは店頭が約1400円、配達は約1500円となっている。

WTI反落81.67ドル 中東産は小幅上げで逆転  

7日のWTI11月限は、反落して81.67ドル/バーレルとなった。前日には続伸で83.23ドル上昇していたが、7日には1.56ドルの大幅な値下がりとなり、81ドル台まで下落した。

灯油は低在庫で推移 ―価格交渉を有利にする狙いも―  

灯油、ガソリンの在庫は低位で推移している。石油連盟の週動向調査(2日)では灯油が259万KLで前年に比べると約60万KLの減、ガソリンは186万KLで190万KLを割り込む低水準である。灯油の在庫水準は低いが、シーズン入りを前にして、価格交渉を有利に運ぶため供給増を避ける狙いもある。

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE