2010.11.01 のニュース
設備処理計画提出後に経産省と調整 ―法律での実施には反発も残る―
29日、石油各社は、エネルギー供給高度化法の判断基準に基づく精製設備の処理計画について、経産省に計画を提示した。だが、提出された計画は最終決定ではなく、今後、経産省と調整するケースが多くなっている。各社の計画は経産省から公表されることなく、経産省との調整がつき、自社の判断で計画通り実施されることが決まった段階で発表となる。
灯油在庫300万KL割れ続く 関東地域早い冷え込み ―様相が変わり需給はタイト―
ガソリン、灯油の在庫は、依然として低位で推移している。石連週報(23日時点)によると、ガソリンの在庫は198万KLで、前週に比べると6万KL増となったが、前年に比べると12万KL減となっている。200万KLを割る低水準である。
関東地域が冷え込んだため、灯油の荷動きが活発化してきた。冷え込みの第―波が10月末に到来したことで、灯油のシーズン入りとなり、例年よりも好スタートを切ったことになる。