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2010.11.11 のニュース

原油高不感症に陥った市場  

ここ1週間の原油高に対する現物市況の反応の鈍さは、なにを我々に突き付けているのだろうか。  ガソリンの場合、コストの高い陸上が、コストの安い海上物に対して2円前後も割安な状況が生じたこと。割高な海上にしても、原油高の速度に追い付いておらず、精製元売粗利は11月入りとともに急縮、一気に10円割れとなってい

WTI急騰 87.06ドル 中東産も続伸で85ドル台  

8日のWTI12月限は、さらに上昇して87.06ドル/バーレルとなった。前日より0.21ドルの小幅な続伸で、6営業日連続の値上がりとなり、08年10月8日の88.95ドルに次ぐ約2年1カ月ぶりの高値となっている。

90ドル超えると警戒論も ―灯油は先物、業転が上昇―  

原油価格が高騰してWTIで87ドル/バーレル台に乗せており、90ドル台となれば警戒論が出てくる。80ドル台であれば想定される範囲内であるため、為替が80~81円/ドルの円高で推移していることから原油高は相殺されると冷静にみていた。それでも東工取、業転市況の灯油は値上がりに転じており、仕切価格は値上げとなる。

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