2010.12.22 のニュース
17日のシンガポールマーケットでは、中東産原油の2月限が、小幅に値上がりして90寸前となり、WTIを上回る高値を2日連続で維持した。 一方、WTIの1月限は反発して88.02ドルとなった。前日より0.32ドル値上がりしたが、2月限は88.60ドル、3月限は89.37ドルとなり、先高となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
増税分の転嫁は無理 業者が負担 ―環境税問題は決着 経産省主導を堅持―
政府は、平成23年度税制改正大綱をまとめ、石油石炭税の増税を決めた。来年10月から25銭/Lの増税をスタートさせ、さらに平成25年4月から25銭、27年4月から26銭と、合計で67銭を足かけ5年間に渡り3段階で実施する。施行時の25銭の増税は小幅であり、ユーザーに転嫁することは不可能とみられ、販売業者が負担することになりそうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
原油価格 高値が続く 為替も円安でコスト増に ―業者、転嫁が遅れマージンは減少―
原油価格はWTIで88ドル/バーレル台と高値で推移、為替は83~84円/ドルと円安に転じており、コスト高となっている。一方、ガソリンなどの末端市況は小幅な値上がりか横ばいで推移しており販売業者のマージンは減少している。石油情報センターの週動向調査ではガソリンの平均価格は133円/Lの横ばいとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)