2011.01.14 のニュース
11日のシンガポールマーケット中東産原油3月限は、大幅な値上がりで92ドル/バーレル台となった。前週末には値下がりして90ドル台を維持していたが、1ドル以上の値上がりで、6日の水準に逆戻りした。 WTI2月限は、3営業日連続で90ドル以下となっていたが、前日より1.86ドルの大幅な続伸で91.11ドルとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
原油価格はWTIが91ドル/バーレル、中東物が92ドル台、ブレントが97ドル台と高騰しており、国内の先物もガソリンが59円/L、灯油が65円と前月に比べ1円程度の値上がりとなってきた。ガソリンは5~7月限では62円と先高となっている。先物が先行して値上がりしている。WTIは90ドル割れの88~89ドルと落ち着きをみせたため、国内市況も様子待ちとなったが、再び91ドル台に乗せてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
今年は油外収益向上に再挑戦 ―元売もSSの安定経営を目指す―
SS経営の健全化を図るには、ガソリンでのマージン確保が第一であるが、長期的に安定化させるには油外収益の確保も重要であることが再認識されてきた。そのため今年の元売のSS戦略では油外収益の確保に再度挑戦する動きが出てきている。 油外収益はオイル、タイヤ、バッテリーの販売、車の整備などがあげられる。車はガソリンの給油に必ず来店するため、そのチャンスにカーケア商品を販売することで利益を確保することを狙うのは商売としては当然である。
(提供元:日刊石油タイムズ)