2011.04.11 のニュース
最上流部の油田・原油から、最先端のSS給油に至る石油の長く、大きなサプライチェーン。 これを健全に維持する重要性は、精販および工ネ庁を含めた石油の部内名にとって、かねて共通の認識のもとで唱えられていた。 この問題を軽視して、対象補助事業が仕分け対象となったこともあったが、この1年間を振り返ると、SS過疎地問題が急速にクローズアップされ、政治とマスコミを含む一般認識としてステップアップした。政治と行政によって、本格的に支援に着手しようとした、まさにその直前に3.11を迎えた。
(提供元:ぜんせき)
6日のWTI5月限は小幅に反発したものの108ドル/バーレル台にとどまった。前日より0.49ドルの値上がり108.83ドルとなったが、6月限は109ドル台、7月限は110ドル台の先高となって推移している。 一方、中東産原油の6月限は1ドル以上の大幅な値上がりで115ドル台となった。3月30日からの6日営業日連続値上がりで、今年になってからの最高値となった。先物は小幅な先安となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン需給は安定 フル生産&減販予想 ~末端市況は微妙な状況に~
原油価格の高騰が続く中、仕切価格は据え置きとなっており、関東地区でのガソリン需給も安定して、末端市況は微妙な状況となってきた。首都圏では150円相場が形成されているが、街道沿いのボトム価格は145円程度であって、一部では下落傾向さえ見せている。東日本大震災の影響でガソリンは玉不足となり、業転市況が値上がりしたことで系列仕切価格との価格差が縮小され、HC、量販店などでの底上げが進んだ。需給も安定してきたことから微妙な状況となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)