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2010.07.13 のニュース

ガソリン下げ止め傾向 業者もマージンを確保 ―原油は上昇、先物も反発-  

ガソリン市況は、下落傾向を続けているが、下げ止めとなりそうな状況となってきた。石油情報センターの週動向調査(5日時点)では136.1円/Lとなり、前週に比べ0.4円の値下がりとなっている。5月24日の140円に比べると4円の値下がりとなるが、この調査価格でみると、販売業者のマージンは確保されている。しかし実勢価格は、130円割れの安値地区も多くなっていることで、マージン減という厳しい状況となっている。

WTI続伸75.44ドル 中東産は大幅上げ72ドル台へ  

8日のWTI8月限は続伸して75.44/バーレルとなった。前日より1.37ドルの大幅な値上がりとなり、1週間前6月30日の水準に戻っている。  米国のエネルギー情報局(EIA)が発表した米石油週間在庫統計で、原油在庫は前週比500万バーレル減となり、市場予想を大幅に上回る取り崩しとなったことで、需給緩和観測が後退し、原油相場は買いが優勢で推移した。

SSの新たな負担に配慮を  

消防庁は先月28日、危険物規制に関する改正省令を来年2月1日から施行すると発表した。老朽化した地下タンクに対する漏洩対策を義務付けるものである。すでに案の段階で全国各地のSS事業者から悲鳴が上がっているように、この規制強化に対する業界の戸惑いはますます深刻さを増している。国はこの負担を強いられる中小SS事業者の切実な声を真剣に受け止めてほしい。

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