2010.12.09 のニュース
原油が今年の最高値ゾーンヘと跳ね上がっている。 ドル建てでは最高値を更新し、過去最高値の150ドル相場の崩落過程で、現在の標準形の元祖となる週決め新仕切り体系導入直後の2008年10月初旬以来の高値となる。当時のガソリン小売平均は164.7円であった。
(提供元:ぜんせき)
原油90ドル相場の新局面 石油業界 対応は急務に ―ユーザー転嫁に取り組みを―
原油価格は急騰しており、元売、販売業者は12月対策が急務となってきた。WTIは89ドル/バーレル台が続き、90ドル目前となっており、ブレントはすでに90ドル台に乗せている。今までの「70~80ドルの価格帯」から「80~90ドルの価格帯」へと変動している。原油価格の上昇は、ドル安、アメリカの景気回復、株安が影響しているようである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
12月に入って暖かい日が続いているため、灯油販売は伸び悩みとなってきた。本来ならば寒波到来が見込まれる時期だが、予測外れとなっている。 灯油在庫は300万KLを割る低水準であるため、市況は安定している。 原油が急騰してWTIで89ドル台と90ドルに接近しているため、東工取の先物も値上がりしており、販売減の影響は少ない。 ここにきて暖冬傾向が心配される状況になってきたが、原油が急騰しているため、値下がりとはなっていない。
(提供元:日刊石油タイムズ)