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2010.12.17 のニュース

中東産上げ89ドル台 WTIは反落88.28ドル  

14日のシンガポールマーケットでは、中東産原油の2月限が小幅な値上がりで89ドル/バーレル台となり、WTIを上回る高値となった。  WTIの1月限は反落して88.28ドルとなった。前日より0.33値下がりしたが、88ドル台にとどまった。しかし、3月限は89ドル台となり、中東産を上回っている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

SSの過疎地・離島問題表面化 ―国・地方自治体の支援が不可欠に―  

SSの減少が加速しているため、ガソリン、灯油などの安定供給をめぐって過疎地問題、離島問題がク口ーズアップしてきた。寒冷地の山間部で高齢者が生活している場合、SSが閉鎖され灯油の配達がなくなり苦慮しているとの声が出ていたが、最近では深刻の度合いが進み、過疎地問題が死活問題となってきた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

製油所 稼働率アップ 年末の需要期を迎え ―灯油、ガソリン在庫は減少―  

年末の需要期を前に各社の原油処理(5~11日)は86.9%(前週は85.6%)と増加。原油処理量は436万KLで前週に比べ6万KLの増となっており、ガソリン、灯油の生産は前週に比べ増産となっている。製品在庫はガソリン218万KLで5万KLの減、灯油は270万KLで9万KLの減となり、取崩しとなった。灯油は寒波が到来して本格的な需要期に入るが、270万KLと300万KLを下回る低在庫が続いている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

石油 景気低迷の影響は少ない ―減販を前提にマージン確保を優先―  

経産省は、15日に全国経産局長会議を開催、主要企業の業況や見通しを検討したが「地域の景況は弱含みに推移している。引続き、今後の悪化が懸念される」と報告された。「各地域で下方修正、政策効果の剥落や為替動向(円高)等の先行きが懸念される」としており、各調査機関も同じ見通しとなっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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