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2011.01.06 のニュース

原油 年明けは91ドル台 高値見合いの相場づくりを急ぐ  

年明けの原油価格(WTI)は91ドル/バーレル台で推移している。咋年来で91ドル台に乗せているが、引続きこの水準を維持しており、今年は高価格で推移しそうである。  WTIの値動きをみると昨年9月(平均)が76ドル/バーレルから10月は82ドルと値上り、さらに11月が84ドル、12月が89ドルと値上がりしている。9月価格に比べると12月では13ドルの大幅な値上がりとなっている。この間、為替が円高で推移したためコスト増は相殺されたため仕切価格の値上は小幅にとどまった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン転嫁は浸透 ボトム価格130~133円へ ―原油高騰を反映して底上げ―  

首都圏のガソリン市況は値上がりをみせている。街道沿いSSではボトム価格は130~132円/Lに乗せている。12月で原油価格が約6ドル/バーレルの値上がりとなったのと為替も1.7円の円安に転じており、JX日鉱日石エネルギーの12月の仕切価格はガソリンが2.1円、軽油が3.6円、灯油が4.7円の値上げとなった。石油情報センターの週動向調査によると、ガソリンの11月が132円であったものが12月で134円と前月に比べると2円の値上がりとなっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

石油業界今年の課題 “設備問題に決断を”需要減でもマージン確保  

平成23年が、いよいよスタートする。今年も石油業界にとっては、需要減が続く状況下で、いかにマージンを確保するかが、最大も課題となる。昨年は猛暑となり、フォローの風が吹き販売増となった。各社も需要に見合った生産で対応したため、需給がバランスして推移、元売、販売業者が共にマージンを確保した。その結果、上期の決算は黒字となったが、この黒字を今後も継続できるかがカギとなる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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