日刊ニュース

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2011.04.14 のニュース

不透明さ増した仕切りの反作用  

4月から元売の週仕切り体系がモデルチェンジされ、より透明度が低くなった。ここに震災対応が加わったことで、今週からの週仕切りは、片や据え置き、もう一方は値上がり、という具合に、混合状態となった。今週末には、据え置きグループも、値上げ圧力を開放せざるを得ないだろうから、ほぼ同レンジに並ぶこととなるが、少しずつ、導入時の精神から遠ざかっていることは憂慮せざるを得ない。

(提供元:ぜんせき)

中東産続伸118ドル台 WTIは反落で109ドル台  

11日のシンガポールマーケット中東産原油6月限は続伸して118ドル/バーレル台となった。前日比1ドル以上の大幅な値上がりで、9営業日連続の値上がりとなり、WTIを約9ドルも上回る高値となったが、7、8月限は117ドル台の先安となっている。  一方、WTIの5月限は2.87ドルの大幅な反落で109.92ドルとなったが、6月限は110ドル台、7月限が111ドル台となり、先高を維持している。またブレントの5月限は横ばいで1ドル台となっているが、先安となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

全壊SSの撤去など難問山積 ―業者、災害対応型SSの増強も求められる―  

東日本大災害後の復旧が進み、東北地区の油槽所が再開され、SSも元売系列では90%が稼動する状況となってきた。被災地には津波で全壊・修理不能なSSが約200カ所あり、復旧の難しいところもある。町そのものが全壊し、仮にSSが復旧しても経営ができずに撤去しかない場合、その撤去費がないため放置となるケースが出てくる。今後、復旧作業が進めば、SSの撤去問題が出てくるが、国の助成が必要となる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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