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2011.08.12 のニュース

原油高で石油開発は好決算 ―ここにきて原油急落で見通し難に―  

 原油価格の高騰で4~6月平均のドバイは111ドル/バーレル、ブレントは117ドルの高値で推移したため、石油開発企業、元売の石油開発事業の4~6月の決算は増益となった。原油価格は前年に比べるとドバイは約32ドル、ブレントは40ドルの値上がりとなった。  この原油価格高で元売の石油開発事業の経常利益はJX日鉱日石エネルギーが229億円(前年同期は174億円)で55億円の増、コスモ石油は132億円(88億円)で4 4億円の増益となっている。出光興産は営業利益で91億円(65億円)で26億円の増益となっている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI80ドル割れ 景気判断の下方修正を受けて  

 13日のWTIは79.30ドル/バーレルで前日の81.31ドルに比べ2.01ドルの値下がりとなり、2010年10月19日以来、約9ヵ月ぶりに終値で80ドルを割り込んだ。  WTIは続落となっており、8月1日が94.89ドルであったため、8月に入って約14ドルの急落となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

調査価格 ガソリン150円80銭で横ばい 仕切小幅値下げで市況維持 ―原油下落で業転も下落へ―  

石油情報センターの週動向調査(8日)によるガソリン価格は150円80銭/Lで前週に比べ横ばいとなった。ガソリンの仕切価格は6日から70銭程度の値下がりとなっているが、末端市況は維持されている。仕切価格は小幅値下げとなったため様子待ちで市況維持に努めた地区もあるが、9日にはWTIが80ドルを割って79ドルまで急落したこともあり、今後の市況対策が難しくなってきた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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